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11/5(日) 八代青年奉納歌舞伎

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八代青年奉納歌舞伎

※画像は過去のものとなります。

この農村歌舞伎は、 八代に生まれ育った者が代々芝居の好きな八代の八幡様に奉納するために始まったものです。
現在は、八代青年団が毎年11月5日に芝居を奉納しています。
芝居を行う神楽殿は、約100年前に再建された歌舞伎回り舞台で、昔のままの素朴な姿態、稚拙な形式装置を完全に残しており、全国でも珍しく貴重な文化の資料です。舞台は、皿回し式・二重台・太夫座・花道・スッポン等を有しています。 毎年地芝居を上演する農村歌舞伎の一典型を成すもので独特な存在です。
この舞台を通じて神祭の日 (11月5日) 土地の老若男女が相集い共に豊作を祝い、日頃の苦労を忘れ遊び戯れた平和で素朴な昔の人々の生活が偲ばれます。

楽しい場面や感動する場面では、ご声援や拍手ならびに「おひねり」などをいただければ励みになります。よろしくお願いいたします。

日時 2023年11月5日 (日) PM5:00~
場所 八代八幡宮回り舞台(いの町枝川)

●プログラム
1.式三番叟
2.大黒踊り
3.歌舞伎(1) 白浪五人男
4.豊年踊り
5.歌舞伎(2) 神霊 矢口渡

●主催
八代青年団 (団長)水田敦也

 

・プログラム詳細
1 式三番叟踊り手・・・水田 敦也
歌舞伎を演じる前に、毎年行われている。この舞踊には、舞台を清めるという意味があります。この八代の三番叟は「もみだし三番叟」とも言われ、五穀豊穣を祈って踊るものです。

2 大黒踊り踊り手・・・八代青年5名
八代奉納歌舞伎が始まるよりも以前に、 古くから伝わる舞踊です。 起源や意味合いなど、くわしく分かっていないことも多いですが、神様への奉納を意味すると言われています。

3 歌舞伎 (1)
白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場
あらすじ・・・桜が咲き誇る稲瀬川の堤に、揃いの小袖を着て番傘を持った五人の盗賊、日本駄右衛門・弁天小僧菊之助・忠信利平・赤星十三郎・南郷力丸が現れます。
ここには大勢の追手の役人が待ち構えており、五人を捕らえようと取り囲みます。すると、五人は次々と名乗りを上げて、追手たちと大立ち回りを演じます。

4 豊年踊り
踊り手・・・八代青年
この踊りは、稲作の風景をおもしろおかしく再現したものです。田植えから稲刈り、脱穀状況などを思い出しながらご覧ください。

5 歌舞伎 (2)
神霊 矢口渡
あらすじ・・・ 新田義興の弟義峯は、落武者となって、傾城の台(うてな)とともに矢口の渡しにさしかかる。強欲な渡し守である頓兵衛は義興を殺す手引きをしたばかりでなく、義峯を討ちとって賞金を得ようとする。しかし、娘のお舟は義峯にひと目惚れして、二人を逃がし、身代わりに父の刃にかかって深手を負いながらも、かこみをとく合図の太鼓を必死で打つ。
頓兵衛は娘の死を見ても改心せず、なおも義峯の後を追うが、新田家に伝わる神矢に貫かれて、最期を遂げるのであった。

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